アメリカ大学野球の環境について

アメリカの大学野球においては、各大学が所有する野球場が中心となります。これらの野球場は、基本的には大学キャンパス内にあり、多くの場合、人工芝やナイター照明などが備えられています。

また、観客席も設置されており、一般の野球ファンも試合を観戦することができるなど、プロ野球と遜色がないくらいの環境でプレーすることができます。

本記事ではアメリカ大学野球の環境についてご紹介します。

スタジアム

アメリカの大学野球チームは、専用のトレーニング施設を所有していることがあります。例えば、バッティングケージや室内練習場、ウエイトルーム、プールなどが備えられています。大学野球選手たちは、選手用のロッカールームやシャワー、トレーニングルーム、医療設備などを利用することができます。

先日フロリダ大学では、野球施設に数十億をかけ建て替えました。他にもアメリカの大学野球の球場は、それぞれ独自の特徴を持っています。例えば、テキサス州のテキサス大学オースティン校の球場「Disch-Falk Field」は、大きな「Bevo」のステンドグラスが特徴的です。カリフォルニア州のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の球場「Jackie Robinson Stadium」は、メジャーリーグの球場と同じ規格の人工芝を使用しています。

また、多くの球場には、伝統的な建物や施設が残されています。例えば、ルイジアナ州のルイジアナ州立大学の球場「Alex Box Stadium, Skip Bertman Field」には、ルイジアナ野球の殿堂があります。ミシガン州のミシガン大学アナーバー校の球場「Ray Fisher Stadium」には、大学野球の歴史を語るためのミュージアムが併設されています。

アメリカの大学野球の球場はそれぞれ独自の特徴を持っており、選手やファンにとって大切な場所となっています。

リハビリ施設とトレーナー

アメリカの大学野球においては、チームに専属のトレーナーがいることが一般的です。トレーナーは、選手たちのケガや怪我の予防や治療に携わり、パフォーマンス向上に貢献することが期待されています。

大学野球の専属トレーナーは、アスレチックトレーナーと呼ばれることが多く、準医療資格を持った専門的な知識や技術を持っています。彼らは、チームのメディカルスタッフの一員として、怪我をした選手たちに治療を提供することが主な役割です。また、トレーナーは、選手たちがケガをしないように予防策を講じたり、トレーニングプログラムを設計したりします。大学野球の専属トレーナーは、選手たちの健康管理に専念するため、大学野球チームの専属トレーナーとして活躍しています。

日本人選手は、日本にいる時に怪我を隠したり、無理をすることが当たり前になっていますが、アメリカでは逆です。各大学に必ずアスレチックトレーナーがいるので、調子が悪かったり、痛みなどがある場合は、トレーナーに相談しに行き、適切なアドバイスやトレーニングメニューをもらいましょう。随時見てもらうことも活躍する上では大事になります。

チューター制度

多くの大学は学業支援も充実しています。

具体的には、学業成績のモニタリングやチュータリング、進路支援などが行われています。アメリカの大学野球では、各学期に単位数と成績を残せないと試合に出れないルールがあることから、コーチ陣も各学生の成績管理や授業出席数を確認したり、練習後に勉強会を開いたりして良い成績をとらせるための活動を積極的にやっています。

4年制大学になるとより学習内容も専門的になることから、学生チューターがつき、勉強のアドバイスをしてくれます。自分から動いていくことで、教授やクラスメイトとの関係をいかに作っていけるかも大切です。

ちなみに、私は勉強面の返済不要の奨学金も獲得していたことから、成績をキープする必要がありました。そのため毎授業が終わったら教授のところに行き、授業や宿題の確認、また次のテストや課題のチェックなどをしてもらい、積極的にアピールしていました。そこでは当たり前に英語を使用する必要があったので、英会話力もあげることができ、予習や復習の大事さ、そして時間の使い方なども身につけることができました。どの環境でも、その環境をどう活かして、自分のレベルアップをさせるかだと考えています。

以上のように、アメリカの大学野球においては、野球場やトレーニング・リハビリ施設など、充実した施設が整っています。また、選手たちは専門的な指導や学業支援を受けることができ、野球技術だけでなく、学業や社会人としてのスキルも身につけることができる非常に恵まれた環境です。

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