NCAAへ1部リーグへ編入するときの条件とは
あなたはNCAA 1部リーグに所属するスクールへの転校を考えている学生ですか?
短大からNCAA1部リーグの大学への編入は、MLBを目指す上でとても大事になり、より高いレベルで運動や学業の目標を追求したい学生にとって素晴らしい機会になります。
NCAAの1部リーグの大学への編入とは、2 年制の短大からNCAAの1部リーグの大学に移動し、卒業資格=学位を取得するプロセスです。これは単なる編入ではありません。NCAAの1部リーグの大学に編入するということは、より優れた運動プログラムへの権利を得ること、ハイレベルな競争に参加すること、学業経験を向上させること、そしてMLB選手になるチャンスを増やすことでもあります。
今回は、大学編入する上で求められる条件や手順について解説します。
短大からのNCAA1部リーグの大学へ編入するメリット
アメリカでは、NCAAの1部リーグの大学チームに参加することは、多くの学生アスリートの夢でもあります。その理由は以下のとおりです。
- 野球プログラムのレベルが高い
- プロ野球選手に慣れる可能性が高まる
- 充実した学習サポートが受けられる
それぞれ詳しく解説します。
野球プログラムのレベルが高い
1部リーグの大学の野球プログラムは、世界を見てもトップレベルです。最高のコーチ、トレーナー、施設にアクセスできるため、自分をさらに高いレベルに引き上げることができます。
しかし、ハイレベルな競争にさらされることも忘れてはなりません。トップレベルの場所では国内最高のアスリート達と対戦しながら練習を積み重ねていく必要があります。
プロ野球選手に慣れる可能性が高まる短大から1部リーグの大学に編入すると、プロになる可能性も高まります。なぜなら、より高いレベルでプレーすることで得られる注目度が高まり、プロのチームにドラフトやスカウトされる可能性が増えるからです。
充実した学習サポートが受けられる
スポーツは重要ですが、学生アスリートは依然として「学生第一」です。アメリカでは、「Stundent Athlete」とも呼ばれます。
コーチ達は単位や成績を残させるために選手に勉強をさせ、高いレベルの個別指導やアカデミック アドバイザーなどのハイレベルなサポートを付けてくれます。そのため、1部リーグの学校に編入すると、自然と学習能力も向上します。
短期大学からの NCAA1部リーグの大学へ編入するための条件
短期大学から1部リーグの大学への編入は簡単なことではありません。しかし、不可能でもありません。ここでは、NCAA1部リーグの大学に編入するために必要な特定の資格要件について解説します。
学業
編入を希望する場合は、短大の卒業資格=準学士号または 48 学期時間の譲渡可能なコースワークを最低 2.5 GPA 以上で修了している必要があります。まずは短大での卒業を目指し、尚且つ全てのクラスでB以上の成績を残すことを目標にしましょう。
野球
野球では、野球の能力値が短期大学レベルであること、そして少なくとも 2 学期フルタイムの学生である必要があります。、また、4年制大学でプレーする予定のスポーツでシーズンを完了し、2 シーズンの競技資格が残っている必要もあります。
短大のカンファレンス(リーグ戦)で表彰されるくらいの成績を残すことが一つの目安となります。
NCAA Clearing Houseの申請
編入するための条件として、アマチュアリズム認定アンケートに記入し、NCAA Clearing Houseに申請をすることも重要です。そこでは、書類の他に、メディカルチェックなど特定の編入要件が求められる場合があるので必ず確認しましょう。スムーズな編入プロセスを確保するために、まず自分で短大を卒業するまでのプランづくり、文武で成績残すための日々の努力、そして編入する条件を確認するために学校のカウンセラーとコーチと会話することが常に求められます。
ジュニア カレッジからNCAA1部リーグに編入する手順
第一に、短期大学のカウンセラーとコーチに相談して、自分にはどのような選択肢があるかを理解する必要があります。彼らは、私たちの学業やスポーツの成果に基づいて、どの大学をターゲットにすべきかのアドバイスをくれるので参考にしましょう。動き出す目安は、1年目を終えたあたりです。1年目で野球の成績をしっかり残せていることが前提です。
出願したい大学が決まったら、その大学の野球部のコーチに直接連絡していきます。。コーチからの連絡に加え、自分でも動いていくことを推奨します。基本は、返信がないのですが、興味があったり、来年同じポジションのスポットが開く等のタイミングが重なれば、メールやSNSなどで返信が来る可能性が高まります。
連絡をする際は、彼らのプログラムへの関心を表明し、彼らのチームにどのように貢献できるかを必ず文章に入れて連絡をしてみてください。自信を持ち、自分の能力を過小評価しないことが重要です。
大学と連絡を取り、無事に編入することが決まったら、大学への編入手続きとNCAAクリアリングハウスの両方に申請する必要があります。これは、4年制大学レベルでプレーする資格があることを示すために、すべての学業および運動に関する情報を提出するために必要となります。
大学のコーチが動いてくれるのが正直早いですが、希望する大学ではない場合もあるので、コーチと話し合いながら進めていくことをお勧めします。
まとめ短大からの NCAA 1部リーグの大学への編入は、意欲的なアスリートにとってゲームチェンジャーになる可能性があります。
特定の資格要件を満たし、正しい手順に従うことで、より優れた運動プログラム、ハイレベルな競争、および世界トップレベルの学業経験の恩恵を受けることができます。編入する際のルールが細かく定められているため、規則を厳守することを意識しましょう。
短大からの NCAA1部リーグの大学への編入は、自分の野球人生をさらに向上させたいと熱望している選手にとって、この先の人生を大きく変えることになります。