アメリカ大学野球留学とChatGPTについて
今年に入って、一気に話題になってきた「ChatGPT」
これはすごいもので、自分が知りたい質問を入力すれば、説明文から答えを教えてくれますし、日本語や英語で論文でさえ出すことも可能です。
今回はChatGPTとの関わり方について話します。
ChatGPTの使用禁止
ChatGPTの使用に対して、アメリカの大学ではChatGPTを使うことを禁止し始めています。ChatGPTを丸ぱくりして、コピペしただけのものだと、教授たちもすぐにわかるようになっているようです。仮にChatGPTを使ったことがバレたり、文章を盗作しているのがわかったりした時点で、そのクラスを「F」=ドロップ(取り直し)という処置になり、次の学期も授業を取り直しとなります。
よく考えて欲しいのは、野球留学をさせてもらっているのに、そこでChatGPTを使って英語で文章まで作ってもらって、いったい何の役に立つの?ということ。論文や課題の文章の中身に自分の頭を使わないで、コピペで済ますという危険性。これだと日本にいるのと何も変わりません。
ChatGPTからさまざまなテーマでの情報を取得し、学ぶという前提であればChat GPTを使っていくのはありだと思います。あくまで「過去の情報」をもとにまとめたものを見るのであれば自分は賛成です。その上で、その情報を自分の言葉にまとめ、自分の意見を持ったり、その意見の理由を考え、説明するところまで持っていきましょう。
ChatGPTなどのAIにできなくて、人間にできること
ChatGPTにできないこと、それは「未来創造の力」です。ChatGPTやAIは過去の情報をまとめることはできますが、そこからの未来の世界創造をすることは今現在ではできていません。つまり、人間が求められていることは、未来を創造しその中で何を作っていくかと言う部分で、経験や勉強をしたことから頭を使い、未来を作っていくところになってきます。
頭を使って考えないと、誰でもできる作業の仕事しか無くなってしまいます。だからこそ、野球留学を通して勉強をしながらも、野球やアメリカや他の国の文化、そして見たことない景色などの経験を積んでいきながら自己成長をさせていき、頭を使ってどんな世界を創造していくかという力をつけていってほしいと思います。