【留学前の英語】TOEFL1回目で46点を取った、中学英語すらできなかったところから、やる気を失わないで頑張れる英語勉強法

千葉県習志野高校の山添暖(ハル)です。野球推薦で高校へ進学し、本格的に英語の勉強をスタートしたのは、セレクションを受けて野球留学を決めてからの10月でした。この時を思い返すと、10月から始まった英語の時点では、1番英語ができず、中学レベルの英文法や単語もわからず、英語もかけない、読めない、話せないという知識はゼロの絶望からのスタートでした。
そんな自分ですが、結果からお伝えすると、自分はTOEFL1回目のテストで46点を取ることができました。岡野さんとの英語と、家ではねじりはちまきをして英語を繰り返し復習をして、「その日の英語が自分が使えるようになったか」という視点で、人生の中で一番工夫をして勉強して、結果を出すことができました。
そこで、そんな英語がまったくできなかった自分が大事にしていた、「3つのメンタル」と「具体的な英語の勉強方法」についてです。勉強をやってこなかったとか、英語が全然わからない中で、やる気を失わないで、勉強する方向に持っていくかを考えながら、どうやったら英語を身につけれるかを意識しました。

■メンタル=考え方の大事さ
英語が全くできない自分がもっとも大事にしていたことは「マインド」です。まず、自分は英語力でいったらアメリカの赤ちゃんレベルだから、分からないのが当たり前で、問題が解けなくてもいちいち落ち込まないこと。できなくても、できるように繰り返せばいいやと、いい意味で開き直って、全部身につけてやろうと勉強していました。
①他の人と比べない。
自分は英語を他のメンバーと一緒に勉強していて学力の差があるのは、自分でも分かっていたので、他人のレベルと比べずに、いかに自分と向き合って、自分のレベルをアップできる勉強できているかを考えて勉強していました。周りと比べるんじゃなくて、ゲームと一緒で「自分のレベルアップ」ができたかが大事です。
②モチベーション
集中力やモチベーションがないときには勉強はあまりやらないと、最初からメリハリを持つことを意識していました。自分はモチベーションの浮き沈みが激しいので下がった時に「なんで自分は英語を始めたのか」をよく考えていました。留学すると決めたのも、英語を勉強すると決めたのも、結局は自分なので、最後まで絶対にやりきると自分と約束し、「少しでもやれることを増やそう」と毎日継続をしていきました。
③強い意志
やっぱり、自分が留学を決めた理由が大事です。高校2年の時まで、日本の大学に指定校推薦などで行こうと決めていました。ですが、自分の夢で「人より多く稼ぐ」という夢がありました。そのとき、自分の学年では、ほぼ全員が日本の大学に進学予定で、留学に至ってはゼロでした。また、高校の成績も良いと言える成績ではなかったのでいけるところは限られていました。このままでは、もし大学に行けて卒業できても、何の武器もなく周りと同じ結果だと思い留学を決断しました。
最後に、自分は良いように思い込むことが大事だと思います。テストのときは、「やってきたことが絶対にできる」と思い込んで挑みました。

■具体的な英語の勉強方法について
まずは、「素直に英語ができる人の勉強方法」を取り入れ、身につくまで繰り返すことが一番大事です。岡野さんとの英語で習ったことやわからないことを、自分でGoogleや英語のYoutuberで文法を勉強しながら、身につくまで同じものをひたすら「繰り返す量」がまず大事です。
正直、最初は頭が痛くなりましたが、慣れてくるとどんどんその時間は短くなり、「英語がちょっとわかるようになった」という身についていく感じがわかるようになってきます。
■時間のやりくり
10月から12月は、 学校がある日は朝や帰りの移動時間、学校の暇な時間に英語をすこしずつ勉強しようと思えるように、自分を持っていくところからスタートさせました。英語の勉強をやり出してから、TOEFLのテストの直前までは、家に帰ってきても、7時間は取り組んでいました。
こんなに自分で勉強もしたことがありませんでした。少しずつでもこの時間は勉強をすると決めて、必ずやってきたことが、今回のテストにも反映されたんじゃないかなと思います。人生でこんなに英語を勉強をしたのは初めてでした。
■伝えたいことをいかに簡単にまとめ、入れるようにする
英語で、長々と聞いたり、日本語訳をしてから読んだりしても、さっぱりで、真っ白からのスタートでした。そこで、大事にしたのは、「この文章での言いたいポイントは何か?」を最初に抑えるようにしました。
そして、それができるようになってきたら、次に日本語でもいいので、伝えるポイントのところに少しずつ情報を言えたり、まとめれるように意識して繰り返しました。英語がわかっているかどうか、その日本語訳から内容を理解できているかがよくわかるのが、このシンプルにまとめるという練習はとても良かったと思います。
■覚えた単語を日常に取り入れる
せっかく覚えた単語を使えないと意味ないじゃんということから、どうやったら使えるようになるかを考えて、毎日の生活の中で、ちょっとでも覚えた英単語を入れることによって覚えることもできるし英語が習慣化されるのでとても効率が良かったです。
そして、それをやるようになってから、自分でも単語を小さいノートにまとめ、いつでも見返せるようにして、すぐに使えるように工夫しました。
■空き時間も活用して
自分は電車通学だったので、電車の中で単語をひたすらみて覚えていました。他にも今までスマホを持っていたのを、単語帳を持つように変えていました。
今まで勉強をする習慣がなかったので、ひとつ覚えるとひとつ忘れてしまっていたので、トイレの壁や机に重要な単語や使える文を書いた紙を貼り、常に英語が目に入るようにして、このようなことを10月からテストの日まで継続していました。
■日常会話を英語で考えてみる
ふとした友達や家族との会話を英語で考えたり、Google翻訳を使って調べたりしながら、身近なところから英語に変えていったことで、英語の新しい表現の仕方や文法を覚えられるのでとても良かったです。バリエーションはいっぱいありますが、恥ずかしいのでやめときます笑。

■最後に
上記以外にも、文法やスピーキングの問題を声に出して何度も読む「シャドーイング」や、頭を使わないといけないライティングやスピーキングの問題で45秒でいう練習をしたり、300字を英語で書いたりなど、「英語は繰り返す量が結果に直結する」と感じました。なので、今までの英語の勉強をして来なかろうが、学力がなかろうが、どれだけ自分で決めたことをしっかりとできるかだけだと思います。みなさんも野球留学をきめたらぜひ頑張ってください!
今まで真剣に勉強をしてこなかった自分が、1回目で46点取るという伝説を作ったので、継続して頑張れば誰でもできることを証明できたと思います。みなさんもアメリカの大学へ野球留学をきめたら、ぜひ頑張ってください!
千葉県習志野高校
山添 暖