2025年 MLB球団インターン体験談- 麓 成将さん

私は、大学3年生ということもあり、当初は一般企業に就職しようと考えていました。しかし、自分の将来像を思い描いたときに、幼い頃から大好きだったプロ野球やメジャーリーグに関わる仕事に携わりたいという思いが強くなりました。
私は、宮崎県出身で、毎年2月にはプロ野球のキャンプシーズンが始まります。小学生の頃から毎日のように練習を見学し、選手からサインをもらうなどの交流を楽しんでいました。その経験から「将来は選手を支える裏方として働きたい」と強く思うようになりました。
また、これまでの留学経験を活かし、若いうちに海外で実際に働く経験を積みたいと考えたことも、参加を決めた理由の一つです。

実際に参加してみて、インターンを通じて、多くのMLB関係のスタッフや未来のメジャーリーガーである選手たちに出会えたことが大きな収穫でした。特に、休憩室で偶然話しかけた方がシンシナティ・レッズのスカウトで、昨年日本で佐々木朗希選手の交渉も行ったというGregに出会えたことは忘れられない経験です。彼には将来の進路相談や、ウィンドサージの選手で次にコールアップされそうな選手について質問することもできました。連絡先も交換し、「いつかレッズのインターンで待っている」と言っていただけたので、もっと英語を勉強し、日本でキャリアを積んで、必ずその約束を果たそうと心に誓いました。
さらに、渡航前に2023年MLBドラフト1巡目でツインズに指名されたウォーカー・ジェンキンス選手のカードを持参し、スタッフの方に彼に会いたいとお願いしました。その結果、彼のユニフォームをプレゼントしていただき、最終日に本人に会うことができました。サインや写真をお願いし、さらにダメもとでバッティンググローブも頼んだところ、快く渡してくれました。彼の人柄に感動し、これからもずっと応援したいと思える存在になりました。

具体的に取り組んだこととして、以下が各曜日で体験したことです。積極的に話しかけていくことの大事さを身をもって体験することが大きかったです。
初日:球団マスコット「Windy」の付き添い、来場者の案内、写真撮影、サインペン準備を担当。観客から絶大な人気を集める姿に感動しました。試合前にはゴーカートのような乗り物で観客に水鉄砲をかけるイベントにも参加し、アメリカらしいユニークさを体感しました。
2〜3日目:車のレース関連の準備や商品の陳列を担当。3日目の午後には観客用の料理を作るスタッフに交渉し、ホットドッグやお菓子作りを1から学ばせてもらいました。
4日目:ラジオ実況室でヘッドフォンを装着し実況を体験。「指名打者=designated hitter」など、野球用語の英語表現を学びました。
5日目:プロモーション業務を担当。
6日目:始球式のサポートや果物競争、Knocker Ballに参加。日本では経験できないイベントを体感しました。

これまでの留学経験同様、「自分から積極的に声をかけること」「自分の意思をはっきり伝えること」が大切だと改めて実感しました。また、与えられた仕事だけで満足するのではなく、自ら「他にできることはありますか?」と尋ねる姿勢が、海外で働くうえで特に重要であると学びました。
今回の経験を活かし、日本のプロ野球やさまざまなスポーツ業界のインターンに積極的に挑戦したいと考えています。持ち前の積極性を武器に、日本だけでなく海外でも活躍できる人材を目指して努力していきたいです。
立正大学3年
麓 成将



