2025年 MLB球団インターン体験談-植松さや香さん

MLB球団インターンに参加しようと思った理由は2点あります。1点目は、就職活動が終わり、次の目標を定めたかったからです。就職活動が終わったことで生活に少し燃え尽きを感じてしまい、大学最後の夏を有意義に過ごす目的として、参加を決意しました。

2点目は、私が幼い頃から好きなものが野球観戦と海外ということです。10年以上プロ野球ファンであり、幼い頃から英語に触れてきた身として、このマイナーリーグのインターン経験はいわば趣味の集大成でした。社会人になる前に自分の好きなことだけを追求する経験はとても必要だと考えたからです。

写真 1 試合中のミニゲームの流れ

インターン初日から入場ゲートに立ち、観客を迎える仕事から始まりました。ゲートに立ち、マイナーのAAの試合にも関わらず多くの観客がいることにまず驚きました。その後試合が始まると、イニング間でさまざまなゲームが行われるため、その手伝いをしました(写真1参照)。

写真 4アイスクリーム・トスをする自分

観客にアイスクリームを投げるアイスクリーム・トス(写真4参照)、ランダムにアイスの割引チケットを配ることに加え、後片付けなどを行いました。

写真 2 球団マスコットのWindyの撮影

3日目は、マーケティングの一環として、観戦しているファンなどの写真を撮る仕事(写真2,6参照)を任されました。運良くチームのベンチに入ることもでき、メジャーで活躍していた選手やトッププロスペクトの選手を間近で見ることができた興奮は忘れられません。

4日目以降は、上記のゲームの手伝いや、写真撮影の仕事を行いました。また、スポンジボブデーなど先着1,500名にキャップを配布するイベントがあった際には、入場ゲートに立ちキャップの無料配布を手伝いました(写真3,5参照)。多くの人からありがとうと言われることに喜びを感じる反面、もっと欲しいと高圧的に来られる方の対応には少し勇気が必要でした。

写真 6スポンジボブデーにて、スポンジボブの黄色のバケットハットを被る観客の様子

学んだこととしては、1点目はアメリカのワークスタイルは私生活と分断していないことによって、ワークライフバランスを保っていると感じました。男女関係無く、自分の子供を職場に連れてきていたりパートナーを観客として呼び、仕事中にも会っている姿を何度か見かけました。仕事をしっかりやる分、私生活も充実させる働き方を自分もしたいと強く思いました。

2点目は、AAだからこそ地元に根ざした盛り上げ方をしていることです。今回参加させていただいたWichita Wind Surgeというチームは、比較的ローカルな環境にあるチームです。そのため、地元の飲食店が球場内にスポーツバーとして出店していたり、ミニゲームに出資していることで、地元の人から応援されるチーム作りに注力していることをとても感じました。メジャーリーグのマネをするのではなく、地元から愛されるようにマーケティング・プロモーションをするのは難しいと言っていましたが、AAとは思えないほど観客が来ていることがマーケティングの成功を物語っていると思います。

自分の将来の目標は、海外の現地法人やクライアントと仕事をすることです。その上でアメリカ出張やアメリカの人々と仕事をする機会があった際に、今回の経験や現地のワークスタイルを理解していることが何よりも役に立つと思います。こちらから申し出ることで仕事の進捗が変わったり、新しいことに常に取り組もうとする姿勢が評価される点が日本の働き方とは異なる部分だと考えています。

写真 5先着1,500名のキャップ配布をする自分

最後に、今後参加する方へのアドバイス!

  1. インターン中の服装は下はジャージや短パン、上はポロシャツやTシャツです。球団からポロシャツのみ1-2枚もらうことができますが、念の為日数分のTシャツを持っていくことをお勧めします。靴は運動靴がベストです。
  2. インターンの時間は11:45にホテルに職員の方が迎えに来てくれ、そのままランチに連れて行ってくれました。16:30頃にスタッフ休憩室に夜ご飯(ピザ、チキンウィングなど)が届くので、そこで夜ご飯を食べます。

そこから18時の始球式/19時の試合開始に向けて仕事を任される、という流れになります。試合が終わり、ホテルに帰るのは大体22時頃でした。土日はイレギュラーで試合の時間が変更になるので、それに応じた行動になります。

朝はホテルの朝食、昼はランチに連れて行ってくれる、夜は休憩室に用意してあるので、基本的に自分で食事を用意する必要はありません。但し、16:30頃に夜ご飯を食べ、22時頃にホテルに戻るため、人によっては就寝前に空腹を感じる可能性があります。軽く軽食やお菓子を持参するのも良いかもしれません。

宿泊先はホテルです。(場合によってはホームステイになる時もあるそうです)同性の参加者がいる場合はシェアルーム、いなければシングルルームになります。帰国後にホテル代を入金する形になるため、1泊あたりいくらになるか事前に把握しておくと帰国後の支払いがスムーズになります。

インターン中仕事が任されない時間があったり、雨天で暇になる時間等あると思います。そういった時でも能動的に行動したり、「Is there anything I can help you with?」と何か手伝えることはないか聞いてみましょう!やる気を見せることが大事だと思います!

最後に、この貴重なインターンシップの機会を設けていただき、サポートしていただいた全ての方にこの場を借りて感謝を申し上げたいと思います。誠にありがとうございました。

学習院大学4年 
植松さや香

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