【現地からの後押し】野球留学に英語は必要か?留学中に求められる英語以外にも必要な語学力

私は現在アメリカに留学して2年半程たちますが、留学する前の心配事の一つに語学力というものがありました。
留学生には語学力の最低限のTOEFLというテストのスコアが必要で多くの留学生が事前に必要なスコアを取得します。私も留学前に必要なTOEFLのスコアを取得しましたが取得したからと言って英語で完璧に生活できる自信はありませんでした。
またほとんどの留学生は、TOEFLのスコアはあれど英語力でいえば完璧に生活できるには程遠い英語力で留学します。では実際に野球留学に必要な英語力、語学力とはどのようなものなのかを私の経験と知識から紹介していこうと思います。
1,最低限の英語力

多くのアメリカの大学では、入学要件としてTOEFLやDuolingoなどの英語のテストの点数を定めています。
日本人の留学生が留学前に英語の勉強をしているのは、主にこのテストで必要な要件をクリアするためです。中には要件の無い学校や要件を満たさず留学をし、留学先でESLと言われるようなインターナショナルの学生のための英語のクラスを取得する場合もあります。結論から言うと、この英語力は最低限必要なもので必ず取得しておくべきだと考えています。
主な理由として後ほど説明しますが、生活に関してはこの英語力が足りなくても自分の行動次第でどうにかすることはできます。一方で、学業としての大学生活においてこの最低限の英語力がない場合には大きな支障が生じる可能性があるためです。
アメリカ留学では、留学生として生活や野球以外にもクラスの通過や高い成績維持が求められますが、この英語力が不足しているとそもそもクラスとして成り立たないためです。
テストの問題文が読めなかったり、最低限必要な課題やスケジュールの確認をしたり等、最低限必要な英語力がテストの点数という形で学校側から要求されるのです。そのため、最低限TOEFL等の必要最低限の英語力は、留学をする前から身に着けておくようにしましょう。
2,語学力、言語力、コミュニケーション力

では次に、TOEFLやDuolingoなどの英語力以外に必要だと思う言語能力について話していこうと思います。
今回は語学力、言語力、コミュニケーション力と三つピックアップしましたが、これらは似た言葉であると考えています。具体的に調べると、語学力は新しい言語を身に着ける能力、言語力は自分の考えや思考を言語を用いて表現する能力、コミュニケーション力は文字通り他人とコミュニケーションをとる能力です。
なぜこれらをピックアップしたかというと、これらこそが留学生として最も必要な言語能力だと私は考えるからです。
まずほぼすべての留学生は、留学前に学ぶ英語よりもはるかに多くのことを留学中に学ぶことになると思います。それは説明するまでもなく、すべて英語の環境で生活をし生きていくからです。
そこで重要になるのが、「どれだけ事前に英語の知識があるのかではなく留学中に英語を学び、英語を自ら使用し、応用をしていくこと」だと思います。そこで重要になるのがこの言語力、語学力、コミュニケーション能力なのです。
ではこれらを実際に留学前に伸ばすにはどうすればいいのか?それは、私は自分を少し変えてみることにあると思います。
例えば、これまでよりも自分の意志を言ってみたり、言われてやっていた勉強を自分なりに考えて応用したり、何か些細なことでもいいと思います。このような「自分で考えて何かを変えて環境に適応する習慣」がこのような留学において必要な力に繋がってくると思います。
違う国の日と違う国で生活していくには、自分の思い通りにいかない環境や自分の想像を超える出来事が多く待っていると思います。そこでその環境から離れて自分の生活に戻るよりも、そこに適応して自分を変えていく、これが英語を使って生きていくことに繋がってくると思います。
まとめ
今回は留学に必要な英語力について話させていただきました。
結論から言うと英語力は必要です。しかしそれは最低限要求されているものであり無理をして要求されているはるか上の英語力を身に着ける必要はないと思っています。
後半に書いたように、いやでも日本で英語を勉強していた時の何倍ものスピードや頻度で英語を身に着けるチャンスがやってきます。大事なのはそのチャンスを逃さない準備を日本で英語力を身に着けている段階で行っていくことになると思います。
具体的には自分を変え何か自分自身で考え行動する、得意なことを生かしてみる、苦手なことを克服してみるこのような小さな習慣を意識して行うのが良いのではないかと思います。