【現地からの後押し】サマーリーグとは?

こんにちは!千葉県の公立高校出身で、現在はミズーリ州の短大に留学しているヒカルです!
アメリカでは今まさにサマーリーグベースボールが盛り上がっている頃だと思います。ってかサマーリーグってそもそも何?という方もいれば、参加してみたいけどよくわからないって方もいると思います!今回と次の記事でサマーリーグベースボールとはなんぞやと、そして実際に私が10チームを超えるサマーチームからオファーをもらった方法について解説していきます!
サマーリーグ・ベースボールとは?
サマーリーグ・ベースボールとは、主に大学野球選手がオフシーズン(夏季)に参加する非公式のリーグで、実戦経験を積んだり、スカウトに自分をアピールしたりする場です。アメリカやカナダを中心に多くのリーグがあります(ChatGPTより)
つまりは、大学の野球チームのシーズンとは別に、大学野球のオフシーズンである夏の間のチームを作って5月終わり〜8月半ばまでかけて行う野球のことですね。サマーリーグのチームはその夏限りのチームとなります。日本とは違いアメリカの大学野球チームは夏休みや冬休み等の長期休みには活動を完全に停止し、選手はそれぞれ好きなように過ごすことができます。個人で練習やトレーニングに励む、大学の授業を取る、働いて学費を稼ぐなどといったたくさんの選択肢の一つに「サマーリーグに参加する」があります。
私もサマーリーグをプレーする予定でしたが肩の故障でそれが叶いませんでした。ただ、私がサインしたチームはSNSでの広報に積極的なので、よかったら覗いてみて雰囲気を感じ取ってみてください。
https://www.instagram.com/mhmavericks?igsh=NnMwOTVqeHFhenVi
様々なレベルのサマーリーグ
サマーリーグと一口にいっても、D1のトップ選手が集まってMLBスカウトもくるようなリーグから、地元に密着したリーグもあります。簡単にですがChatGPTに聞いてみました。
【最上位レベル(Top Tier)】
代表例:
• Cape Cod Baseball League(CCBL/ケープコッド)←佐々木麟太郎選手が今年プレーしています
• Northwoods League(NL)
• California Collegiate League(CCL)
特徴:
• NCAA D1のレギュラー選手中心
• MLBスカウトが頻繁に視察に来る
• 高強度の試合数
• ドラフト指名候補がゴロゴロいる
プレイヤー層:
• NCAA D1のレギュラー&スター選手
• 将来のMLBドラフト上位候補
• 一部のハイレベルなJuco選手も潜り込むことあり
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【中上位レベル(Upper Mid Tier)】
代表例:
• West Coast League(WCL)
• Perfect Game Collegiate Baseball League(PGCBL)
• Coastal Plain League(CPL)
• Western Canadian Baseball League(WCBL)
特徴:
• D1/D2選手+有力JuCo選手の混合
• MLBスカウトは来るがCape Codほどではない
• 海外選手や、D1で出場機会がないが能力のある選手が活躍
プレイヤー層:
• D1控え〜準レギュラー
• D2の主力選手
• トップレベルのJuCo選手
• 留学生(日本、韓国、ベネズエラなど)もちらほら
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https://themavericks.ca/wp-content/uploads/2022/06/AP-e1655160519486.jpg
【中下位レベル(Lower Mid Tier)】
代表例:
• Sunbelt League
• Old North State League
• MINK League
特徴:
• D2/D3やJuCo中心
• レベルはやや落ちるが、選手にとっては貴重な実戦経験
• スカウトはあまり来ないが、成長目的なら◎
プレイヤー層:
• Juco選手中心
• 伸びしろのある1,2年生や地元の選手
• 一部、地元の高校卒業生(大学進学予定)なども含まれる
(ChatGPTより)
実際に私は中上位レベルとされているWCBL(カナダ)のチームとサインしました。
サマーリーグに参加するメリット
ー試合経験を積める
大学のシーズンがない夏休みに試合ができるのはとても魅力的な点です。サマーリーグでは2〜3ヶ月ほどの期間で平均30〜40試合、多いところだと60〜70試合も行われます。これだけ試合がたくさんあればより多くの選手が出場機会を得られますし、何よりアメリカで野球をプレーするチャンスが増えるのは楽しいです。
ーアピールの場になる
大学のシーズンで試合に出られなかった選手にとってはサマーリーグの試合は貴重なアピールの場になります。また、サマーリーグの地元の大学のコーチが見に来たりすることもあるらしく、そこでリクルーティングが行われたり、そもそもサマーリーグのコーチがどこかの大学のコーチであればそのままオファーをもらったりもできます。先ほどあげた表のトップレベルのリーグになればより多くのコーチが見に来たりMLBのスカウトが来たりします。また、チームメイト繋がりでオファーをもらったりもあるらしく、たとえばバッテリーを組んだピッチャーがとても良かった場合に、キャッチャーの選手が自分の大学のコーチに連絡してピッチャーをリクルートする、なんていったこともゼロではありません。
ーアメリカに残って英語力を伸ばしたり文化を学んだりするチャンス
「日本に残るのにしても飛行機代がきついからアメリカに残りたいけど場所がない」、「もっと英語を話す機会がほしい」という方にはサマーリーグはぴったりです!多くのサマーリーグチームはホストファミリーや選手用のハウジングを提供しているので夏休みの間の宿泊先が確保できます。チーム選びの際にできるだけ参加費が安いところ、あるいは無料のところを探せばかかる費用が現地までの移動費くらいになります。参加費ですが、高いところだと1000〜2000ドルというところもあります。ただ、平均は500〜700ドルくらいだと思います。私のもらったオファーで安かったの250ドル、あるいは参加費なしのチームでした。
また、ホストファミリーと過ごすことで英語力がアップしたりアメリカの実際の家庭の生活を体験できます。ただ、全てのチームがホストファミリーを提供しているわけではなく、また提供していても追加料金がかかる場合もあるのでコーチにしっかりと確認しましょう!

まとめ
いかがでしょうか!もしこの記事を読んで、来年サマーリーグ出てみようかな!と思ってもらえたら嬉しいです。そういう私も怪我のせいでまだサマーリーグをプレーしたことがないので、来年こそは体調を万全にしてサマーリーグ体験に関するブログでも書けたらなと思います。
次回のブログではサマーリーグに参加するためにはどうしたらいいのかを解説したいと思います。実際に私は10チームを超えるチームから連絡をもらって、最終的にWBCLというカナダのサマーリーグチームとサインしました。少しでもサマーリーグに興味が出たら次回の記事もチェックしてみてください!
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