【現地からの後押し】4年制大学に編入をしました!

こんにちは、今回はこの秋から無事に4年制大学に編入をしました!その編入先を探して選ぶにあたってどのようなことを考え決定したのかを経験談として書いていこうと思います。

今回、私が編入することになった学校は、アメリカのミズーリ州にあるTruman State Universityという大学になります。

学校自体はミズーリ州の北側Kirksvilleという町にあり、規模で言うと中規模の州立大学で学生数は全体で5000-8000人ほどになると思います。野球も継続しており、NCAA2部リーグのGreat Lakes Valley Conference に所属しています。教授や友達から色々と聞いたのですが、州内では、評判の高い大学でもあります。

今回は大きく分けてこの学校に私が決めた理由と、この学校に編入するにあたってどのようなスケジュールと方法でリクルートを行ったのかを経験ベースでお話ししていきたいと思います。

1. この学校に決めた理由

この学校に決めた理由について、まず簡単に言うと必要な金額と学業の良さに加えて、野球をプレーできる環境が整っているという事になります。

つまり、私は「学業面を重視」して編入先を決定しました。その主な理由としては、短大時には、大学を卒業して社会人になった際に、野球を継続しないことを決めていた点と、短大の生活を通して将来興味がある分野がより具体的になり、それについて学びたいと思ったという2点があります。

このように至った経緯をお話しすると、私はアメリカの大学へ野球留学を決めたときには、野球で高みを目指したいという一心でアメリカ留学を決め、そこから常に自身の状況の分析をしながら改善を続けてきたという自負があります。

その中で、現在の自身をの能力やこれまでの実績や怪我などのリスクを考えたときに、野球「だけ」をやることの難しさに気づくとともに、文武両道の大学生活を通して勉強を進めていくにつれて、野球以外にもやりたいことというのが多く出てくるようになり、その中の一つである自分が勉強したい学業面を重視したいと思うようになりました。

ただ野球に関しても、好きなのは変わらないため野球ができて、かつ金銭的に返済不要の奨学金が付与され、金銭面で問題がなく、勉強のレベルが一番高い選択肢として今回のTruman State Universityを選びました。

野球としての道をあきらめたと捉えることもできますが、当初から考えていた野球で可能な限り高いレベルに自分を成長させるという事は、今後も野球を続ける限り変わらずに行っていくつもりです。

今後は、自分の将来の姿を見据えて、さらに高いレベルのでの文武両道を実現できるように頑張っていきます。

2. 学校探しでやったこととスケジュール

次に去年の私(短大の最終年)が実際に行ったこととそのスケジュールについて説明をします。

まず初めに今回編入した大学に実質意思決定をしたのは、2年の冬休みが明けたとき、春学期の始めくらいで、これは比較的時期としては早めの決定でした。

私はこの学校以外にも話していて、他にも選択肢として持っていた学校があったのでそれも含めて流れを説明します。

まず、最終年の最初に私が行ったのは、片っ端から大学の野球部へリクルートのメールを送りまくっていました。これは秋学期に主に行っており、これを行う事で、自分が行く可能性のある学校(自分のポジションを求めている学校)などをある程度見ることができます。

ただこの時点での選択肢はあまり参考にはならないので、この時点で数を絞るのはやめた方がいいと思います。

次に、これは少し特殊ですが、私の短大が今の編入先の学校と練習試合を秋に行う機会があったので、当時興味があった私は、そこで試合後に相手の監督に直接話をして、そこから連絡を取り合うようになりました。

次に春学期の初めに、私は再びメールを多くの学校に送り今回はより具体的に話をしてくれそうな学校を絞っていきました。

具体的には、1年目のスタッツとプレーしている動画などを送り、大学や大学野球のプログラムに興味があるという事をメールで伝え、コーチ陣の返信次第で、話をより具体的に進めていきました。

これによって、さらに自分のプレーに高い関心を持ってくれている5校くらいの大学と、私は今の学校の手続きが確定するまで、具体的に話を進めていました。その時は、プレーするポジションに加え、大学のプログラムや環境、そして返済不要の奨学金を含めての話になります。

その後、私の日本で卒業した高校との書類の手続きが遅れ、今の学校への入学が確定したのが春のシーズンが終わってからだったので、入学が決まったタイミングで他に話をしていた学校にはその旨を伝えて私のリクルートは終了しました。

これは、普通の人と比べて大学への編入手続きにかかる時間がかなり長いですが、日本の在籍していた高校の成績証明書などが簡単に入手できない高校出身の場合などは、このようなことになる可能性があるので事前に準備をしておくのがいいと思います。

長くなったので少し整理をすると

1, プレー動画や成績をもとに、メールやSNSで自分のポテンシャルのある編入先を探してみる ー秋学期

2,  具体的にメール等を通して、コーチと話し始める ー春学期の初めから

3,  編入の条件を確認しがら、入学が決定し選択肢を確定した ー春学期の終わり

人によっては春のシーズンが終わってから学校を探し始めるなど様々ですが、私の意見としては早く始めて損はないので、特に最終学年の人は早めにスタートするのがいいと思います。

まとめ

今回は私の編入の体験談を経験ベースに書きました。

これはあくまで私の経験のためこれが正解であると言う訳ではありません。一つの体験談として、こういう考え方やスケジュールもあるのかという参考にしていただければなと思います。

編入先やその過程に正解はありません。自分が何を優先するかを考えて、後悔の無いように編入をするのが一番大切だと思います。一つ言えることは、編入は自己責任です。自分の編入なので、誰かを頼りっきりにするのではなく、「必ず自分で考えて選択をする」ことが大切だと思います。自分で決めた以上、進む道には後悔はないでしょうし、その中でやることも自分で明確になると思います。

残りのアメリカ大学野球の生活も残すこと2年となりました。今後も、4年制大学での生活や、野球留学している、もしくはこれからしようと思っている学生のためになるように、気づいたことも今後たくさん書いていく予定なので、興味があればまた読んでいただけると嬉しいです。

一覧に戻る