【現地からの後押し】4年制大学と2年制大学の授業の違い

こんにちは、私は最近ジュニアカレッジ(=コミニティーカレッジとも言われ短期大学)と言われる短期大学から四年制大学に編入をして、この秋学期が私にとって新しい学校での最初の学期でした。
この初めての学期を通して、私は、アメリカの2年制の短期大学と4年制大学とでのクラスの特徴の違いを感じる部分があったので、今回はそれについて説明をさせてもらおうと思っています。
始めに述べておくと、私の意見としては、それぞれに特徴があるのでその違いについてこれから説明をしていきますが、この二つに優劣はないと思っています。
あくまで自分の状況と自分がどのようなことをクラスや勉強面での環境に求めているかを考えながらそれぞれの特徴を見ていただければなと思います。
またあくまでこれらの特徴は、私の経験からくるものであり、後半でも少し説明をしようと思いますが短期大学や四年制大学の中でも、行く学校によってかなり特徴が異なると思うので、その点は自分で編入の際しっかりと確認する必要があると思います。
1. 四年制大学ではより高いレベル(専門的な)のクラスを受けられる

まず初めに一番の違いといっても過言ではない違いは、4年制大学はより高いレベル(優劣ではなく専門性)のクラスを受けることができます。
これは基本的にどこの四年制大学とどこの短大を比べても同じことが言えると思います。
当たり前ですが、2年制大学で受講するクラスよりも4年制大学で受講するクラスの方が、より自分の選考に合わせて専門的なクラスになると思います。
これが理由で四年制大学で受ける授業は、より専門的で自分の選考に直結するようなクラスが多いので楽しいと感じると同時に、より複雑で難しいと感じるかもしれません。
ただこれに関しては、1年生の時から4年生でとるようなクラスを受講できるわけでは無いので、その点早めに編入したからと言って必ずしも専門的なクラスが取れるわけでは無いことを頭に入れておきましょう。
2. クラスルームの大きさ
これは自分が実際に進学をする4年制大学によって異なってくる部分でもあるのですが、基本的に短大に比べるとクラスルームのサイズが大きくなります。
具体的に言うと、短大では大体20-30人クラスであったのが、4年制大学になると30-60、大きな大学ではそれ以上といったクラスの構成が増えてきます。
正直、私自身は、少人数のクラスを好む傾向にあるのですが、その中でも利点としては、より多くの人が同じクラスにいるので、クラスごとに別の知り合いを作ることができるのがあげられると思います。
クラス関係なく、より規模が大きい大学に行くことは、より多くのまたより広い種類の友人関係を構築できるので、その点において4年制大学はかなり利点があると思っています。
逆に短期大学では、より少人数制のクラスが多く、特に留学前半の英語力や、仮にこれまであまり勉強をしていなかった場合の基礎固めとして、少人数制クラスは先生との距離が近く利点があると考えています。

3,生徒の質
この3点目に関しては、正直、短大の中や四年制大学の中でも行く学校によってかなり変わってくると思います。
ただ今回はあくまで傾向としての話をすると、四年制大学にいる生徒の方が”比較的“勉強熱心で、勉強のレベルも高いと言えると思います。
この理由としては、ほとんどの短大が入学要件がない一方で、四年制大学にはある程度の入学要件がある場合がおおく(有名な学校だと倍率もあるので)、比較的入学をしてくる生徒も勉強ができるといったような生徒の割合が多くはなると思います。
また、短大に比べて、四年制大学は学費が高いので少なくとも勉強に対して高いお金を比較的払うような(つまりはそれをいとわない)生徒が多いため、勉強に対する熱も比較的高いと言えると思います。
そのため、もし自分がより高いレベルや熱量の中で勉強がしたいと思うのであれば、早めに四年制大学に編入をすることを考えてみてもいいかもしれません。
(本当にそう思うなら4年制大学の中でも、ある程度勉強の質が高いところに行くのが本当におすすめです。)

4、クラスの質
最後にクラスの質についてですが、3と被るところが多く、実際はいく学校によって変わってきますが、これに関しても比較的4年制大学の方が高いと言えると思います。
規模が大きい学校になると、予算にも余裕があり、教師や設備によりお金をかけることができます。
そのため、教師の質であったり勉強に関する学校の設備や授業の構成などもより質の高い(何をもって質が高いかと決めるのは難しいですが、この質や大学が投資する費用によって、NCAAの1部や2部のディヴィジョンが変わるのも事実です)ものになってくると思います。
私の経験からすると、短大ではそれぞれの教科の要点を抑えて理解をするようなクラスがおお一方で、4年制大学に関しては要点を抑えて、それをクラスで実践をするといったようなクラスが多いと感じます。(つまりはプレゼンやグループプロジェクトなどの実践が多いと)
そのため、自分がクラスに対してより実践的な活かし方をするようなものを取りたいと思っているのであれば、同様に四年制大学に早く編入してみるのも良いかもしれません。
まとめ
ここまで私の経験から短大と四年制大学では“一般的に”クラスにどのような違いがあるのかを紹介しました。
文の中にもある通り、実際は四年制大学の中や短大の中でも学校によってかなりの違いや差があったりするので、編入をする際には必ずその点を自分で聞くなり調べるなりして確認することが必要になります。
また、今回のトピックとは違いますが、4年制大学はほとんどの場合で、短大よりも学費等の費用が高くなる傾向にあるので、その点は自分で理解をしておく必要があると思います。
最低でも2年間は四大に行くことになるので、それ以上行くか行かないかというのは自分の予算と相談しながら考えるのがいいと思います。
また、四大の中でもより費用の差というのはかなりあるので、自分の予算の中で最適な学校を見つけるように心がけるのがいいと思います。



