【現地からの後押し】編入で4年制大学に行けるなら早めに行っておいた方がいい!?

こんにちは、私は短期大学で3年間過ごした後最近無事4年制大学に編入をし、現在4年制大学で初めての学期を過ごしています。
そこで、最近はその違いであったり経験から思ったことなどをこのようにして書いているのですが、今回は3年間短大で過ごしてから4年制大学に編入した私の今の意見として、「4年制大学に行けるなら早めに行っておいた方がいい」という主張をしようと思います。
まず前提としてこれはすべての人に当てはまるわけでは無く、更に私の一意見なだけです。特に予算の面で早期に4年制大学に行くというのは予算を圧迫してしまうかもしれないので、必ずしもそうするべきではないという事をご了承ください。
実際私も3年間短大に居ましたし、予算と格闘する内の一人です。その点で”行けるなら”という風に表現をしました。
なぜ早めに4年制大学に行くべきなのか?
まずは、なぜという理由についてですが、最も簡単に言うと4年制大学に在籍する時間が長いほど卒業までのスケジュールを安定して作ることができる。「つまり卒業しやすい」という事になります。
これについて説明をするとまずこれは勉強面での話になります。野球留学生であっても留学生である以上、皆さんが目指すのは「4年制大学を卒業すること」であり短期大学で行っていることは「4年制大学で取る授業の代わりになる授業を受けている」のです。
そのうえで、短期大学では主に4年制大学の1,2年次に受ける授業の代わりになる授業を履修することができます。ほとんどの人が2年間短期大学に在籍をし3年生として4年制大学に編入するのはこのためになります。
具体的な数字で表すと四年制大学の卒業要件である約120単位のうち約60単位を短期大学で取得し、残りの60単位を四年制大学で取得するという事です。

ここで問題になるのはこの考えは、「短期大学での単位をすべて4年制大学の単位として移すことができる前提」で考えている点になります。実際の経験から自身の学部にもよりますが、全ての単位を完璧に移すことができるケースはあまりないと思っています。(移せたとしても学部要件として認められずに追加のクラスをとらされる。)
仮に60単位分50単位のみ認められて移すことができたと考えると、残りの2年間で通常のペースより10単位多い70単位をとらなければならないという事になるのです。
ではなぜ単位が移せないという事が起こってしまうのかという事を説明すると、その理由として挙げられるのは「特に学部に対しての卒業要件に対して短期大学のクラスの専門性がない、クラスのレベルが足りない」といったことが理由になると思っています。
より具体的に話すと、短期大学のクラスのほとんどは基礎的な数学やリベラルアーツ系、英語、基礎的なビジネスクラスなどがあげられこれらの”一般的“クラスは四年制大学の低学年クラスとして移行されることが多いのですが、短期大学のカリキュラム上、その地域に根付く系の授業やビジネスの少し独特な分野の授業など少し変わったクラスを短期大学の卒業要件として履修する場合があります。
その場合のクラスのほとんどは4年制大学の学部卒業の要件に入れられない場合が多くその点において問題になってきます。
また、別の問題として短期大学で2年間仮にクラスを無事60単位移せた場合に関しても、その60単位というのは低学年向け(つまりは比較的易しい)クラスになるので、4年制大学に入ってからの2年間60単位全てを比較的レベルの高いクラス”だけ”で埋めなければならなくなってしまうという点です。
この点において早くから四年制大学にいる生徒は、ある程度のレベルのクラスを選択すことができるので低学年のうちから比較的レベルの高いクラスを混ぜて履修をしておくことによって自分のクラスの難易度をうまく各学期、各学年で振り分けることができるのです。
これらの点において、可能であれば4年制大学に早く編入するのは勉学と野球両立の面から良い選択なのではないかと私は考えています。

では実際にどうすればいいのか?
これまで理由を語ってきましたが実際にどのように考えていくのかという部分について話していきたいと思います。
まず前提として、”行けるなら“という部分を忘れないでください、予算や自分の結果によって”行けない”場合は無理をしてまで行く必要は全くないと思っています。
1点目として最も大事な考えとしては、基本的には2年間以上短期大学にはいない方がいいと思っています。これは先ほどの理由にある通り60単位以上の単位を短期大学で取得しても、四年制大学で60単位のより高いレベルのクラスをとることは必須になります。
そのため、時間と学費の面からも、短大2年を過ごし、4年制大学に行くことの方がほとんどの場合良い選択になると思います。私もそうでしたが、2年制大学に3年間在籍する理由としては、もう1年費やすことによって、より良いオファーをもらい、より良い大学に行ける可能性があるという事がありますが、実際4年制大学へ行ってからも、より良い大学にシーズン後編入することは可能です。
そのため自分の予算でいける四年制大学が一個も見つからないなどの状況を除いて、基本的には2年間で編入はした方がいいと思います。
2点目として仮に1年生で活躍して4年制大学に編入することができる可能性があるなら挑戦してみることはいいことだと思います。この場合だと英語力証明やクラス移行系の手続きが難しくなるみたいなのですが、挑戦することに問題はないと思いますし、仮にもしそれで4年制大学に早くいくことができ、早めの段階からより高いレベルで活躍することによって最終的により高いレベルので野球をするチャンスにもつながります。
この点から可能な人は1年生の後に編入をするのもありだと思います。
(野球の面でも予算の面でも簡単なことではないですが)

まとめ
今回は私の経験から行けるなら四年制大学に早く編入をした方がいいという意見をまとめてみました。少し難しい話かもしれませんが最後にまとめると、「編入は2年生まで待たなければならない」や「2年生で自分が目指すような編入先が見つからず、もう一年短大で活躍してより良い編入先を見つける」といったようなある種の固定概念?にとらわれず、1年目から活躍したから編入したり、2年生で目指すような編入先ではなかったが編入した後に、3年生の後にまた編入に挑戦したりするという方法もあるよという事を知っていただければなと思います。




