四年制大学編入時の学部の選びかた【現地からの後押し】

はじめに
こんにちは、今回は四年制大学へ編入する際の「学部の選びかた」について、自分の経験も含めて詳しく紹介していこうと思います。
野球留学の場合、どうしてもチームやコーチ、プレー環境が最優先になることが多いと思いますが、実際に編入してみると学部選びも同じくらい重要だと感じるようになりました。
今回はこれから編入を考えている方に向けて、実際の経験をもとにいくつかポイントを紹介します。

1,自分の将来の希望から考える
まず一つ目は、自分の将来の希望から学部を考えることです。ビジネス系一つとっても、ファイナンス、マーケティング、マネジメント、アカウンティングなど細かく分かれていて、それぞれ勉強する内容や将来の進路も大きく変わってきます。
私の場合、もともとはBusiness Administrationで編入をしましたが、その時点では正直そこまで深く考えていたわけではありませんでした。「ビジネス系に進みたい」というざっくりとした理由で選んだというのが本音です。日本にいると学部に対してそこまで強いこだわりを持つ機会が少なく、「受かったところに行く」という考え方が一般的だと思うので、その感覚のまま選んでしまっていた部分もありました。
ただ、実際に編入して授業を受けていく中で、「同じビジネスでもこんなに違うのか」と感じることが多くありました。なので最初から完璧に決める必要はないですが、「自分は将来何に関わりたいのか」「どんな分野に少しでも興味があるのか」という軸を少しでも持っておくと、後々かなり役に立つと思います。

2,短大での履修クラスとの相性
二つ目は、短期大学で履修してきたクラスとの相性です。これは絶対ではありませんが、かなり重要なポイントだと感じています。
編入の際には、それまでに取得した単位がどれだけ認められるかが大きく関わってきます。例えば短大でビジネス系のクラスを中心に取っていた場合、そのままビジネス系の学部に進めば単位がそのまま使えるケースが多く、卒業までスムーズに進むことができます。
一方で、全く違う分野に進むと、編入後に基礎クラスから取り直さなければならないこともあり、その分クラス数が増えたり、卒業までの期間が延びる可能性も出てきます。野球をやりながらになると、この差はかなり大きく感じると思います。
もちろん「どうしてもやりたい分野がある」という場合は挑戦する価値はあると思いますが、その場合でもどれくらい追加でクラスが必要になるのかは事前に確認しておいた方がいいです。

3,編入後に学部変更も可能
三つ目は、編入後に学部を変更することも可能だという点です。これは意外と知らない人も多いですが、実際には変更している学生も少なくありません。
私自身も、編入して一学期目の途中でBusiness AdministrationからAccounting(会計学)に変更しました。きっかけは、実際にAccountingのクラスを履修したことです。それまであまりイメージがなかった分野でしたが、授業の中で「ビジネスのお金の流れを数字として可視化していく」という点に面白さを感じるようになりました。
それまではビジネスというものをざっくりとしか捉えていませんでしたが、会計を通して企業の動きや状態が数字で見えてくる感覚が自分には合っていると感じ、より深く学びたいと思うようになりました。
また、もう一つ大きな理由として、将来的にアメリカ国内で就職したいという考えがありました。その中でAccountingはCPAなどの資格とつながりがあり、アメリカ国内での就職にも直結しやすい分野だと知ったことも決断の後押しになりました。
ただし、学部変更は基本的に近い分野の中でしかできないことが多く、全く関係のない分野への変更は難しい場合があります。また、変更のタイミングによっては卒業が遅れる可能性もあるので、その点はしっかり理解しておく必要があります。

4,日本とアメリカの学部に対する考え方の違い
最後に、日本とアメリカの学部に対する考え方の違いについても触れておきたいと思います。
日本では、大学受験の段階で「受かった学部の中から選ぶ」というケースが多く、学部そのものに対するこだわりはそこまで強くない印象があります。実際に入学してからも、学部が違ってもそこまで大きな差を感じないこともあると思います。
一方でアメリカの四年制大学では、学部ごとに履修するクラスが大きく異なり、学生も自分のやりたい分野を明確に持っている人が多いです。そのため、同じ大学内でも学部ごとに雰囲気や意識がかなり違うと感じることがあります。
実際に授業を受けていても、「この分野を本気でやりたい」という学生が集まっているので、クラスの雰囲気や求められるレベルも自然と高くなります。そういった環境の中で勉強することになるので、学部選びは想像以上に重要だと思います。

まとめ
野球留学生である以上、編入の第一条件が野球になるのはとても自然なことですし、それ自体は全く問題ないと思います。ただ、その中でも自分が興味のある学部や将来の方向性をある程度持っておくことで、編入先選びやその後の大学生活がよりスムーズになります。
私自身も最初はそこまで深く考えずに学部を選び、結果的に途中で変更することになりましたが、その過程で自分の興味や将来についてより具体的に考えるようになりました。
最初から完璧に決める必要はありませんが、「少しでも考えておくかどうか」で編入後の負担や選択肢は大きく変わってきます。野球だけでなく学業の面でも後悔しないために、学部についてもしっかり向き合っておくことが大切だと思います。




