2025/12/18

【現地からの後押し】野球留学でアメリカに来ると生活力や精神面も鍛えられ、自立心を高めれる！

こんにちはCollege Of the Canyons 在学の桑谷呼太郎です。

アメリカで大学に通いながら野球をしていると、野球のレベルアップだけでなく、生活力や精神面がめちゃくちゃ鍛えられると日々感じています。日本にいたときは意識していなかったことも、アメリカに来ると自然と身につきます。

今回は、僕が留学して1年以上で実際に変わった「生活力」を中心に紹介します。

① 料理が上手くなった｜「外食が高いなら自分で作れ精神」

これは本当に成長した部分です。

アメリカの外食はとにかく高い。

• Jersey Mike’s Subs（サブウェイみたいなサンドイッチ）：サンドイッチ1つ 13〜16ドル

• Chipotle Mexican Grill（メキシカン料理、これマジで美味い）：ボウル or ブリトー　12〜15ドル

• Panda Express（アメリカでは大人気中華料理店） : 大きさにもよるが大体10〜15ドル

これらはアメリカの有名なファストフード店、どれも美味しいです。しかし、見ての通り基本2000〜3000円くらいします。「満足度に対して高すぎる」のが正直なところ。

なので、自然と「じゃあ自分で作ったほうが健康だし安いじゃん」と考えてしまいますよね。

その結果。

● 自炊を続けていたら、料理が得意になってきた

最初は目玉焼きとチャーハン、僕の地元名物の豚丼くらいしか作れなかった僕ですが（笑）、今では…

• カルボナーラやその他パスタ類

・唐揚げ

• 豚の角煮

・カツ丼

・ユッケジャンスープ

など、自分が食べたいと思ったものをいつでも作れるようになってきました。

↑鶏肉のカルボナーラ

↑ブロッコリーのユッケジャンスープ

もちろんカロリーの高いものや脂っこいものばかり食べていてはアスリートとしてよろしくない体型になってしまうので、普段の食事は低脂質高タンパクの食材を多く使い、調味料に頼らず、食材の旨みを引き出せるような工夫をしています。

アメリカで野球をしながらの生活は自炊スキルを強制的に引き上げてくれます。

②自分で考えて動く力が強制的に身につく

日本でもそうだとは思いますが、アメリカでは英語という慣れない言語を使って、何もかも自分でやる必要があります。

• 電話対応

• 単位取得スケジュール管理

・課題などの提出物管理

• 勉強と野球の両立

など。

黙っていて誰かが助けにきてくれるようなことは基本ありません。自分で考えて、自分で動いて、困っているなら誰かに自分で聞き、そして自分で解決する、という力が勝手に身についていきます。

これがメンタルの強さにもつながります。

③生産性の高い一日、質の高い一日

朝早く起きて授業 → 練習→自主練→帰宅→勉強という毎日忙しい生活を続けていると、自然と時間の使い方への意識が上がり、生産性の高い一日を過ごすことが必要になります。

・安定した起床、就寝時間

・やるべきことは早めに終わらせる

・毎日の食事、栄養管理

・質の高い睡眠で朝から元気

特に英語慣れしていない私たちは何をするにも現地人よりも時間を使います。２４時間という限られた時間でいかに効率的に動くことができるかを考える必要があります。こういうことを考えるようになったのも、アメリカに来て、忙しい日々を自分で考えて生活しなければいけなくなったからこそです。

④ 精神面のタフさは段違いで身につく

アメリカ生活は楽しい部分も多いですが、正直言うとしんどい部分もあります。

• 英語が思うように通じない

• 文化の違い

• 練習と勉強の両立

• 時には孤独

実際アメリカに来てから3ヶ月くらいは今考えるとほぼ鬱状態でした。十分に話し合える相手もいない、打球もアメリカ人より飛ばない、学校に行っても毎日英語（当たり前だけど）。それでも勉強に野球に頑張らなければいけなかった。でもそれを乗り越えた今、前の自分より確実に強くなっていることを実感しています。

これは海外で生活しないと味わえない成長です。

おまけ⑤ 自分で髪を切れるようになった

アメリカは日本よりも公共交通機関は発達していないです。一時期バスで移動していましたが、普通に天気は快晴なのにも関わらず20分遅延とかありました。僕は車を持っていないため、どこに行くにも面倒くさいし、髪を切るのは円安の影響でどうしても高くなる。さらに、アメリカ人の髪の毛は柔らかいのでザクっと切ってもそれなりにいい見た目になるのですが、日本人の髪の毛は硬いためぶつ切りおかっぱみたいになりかねません。

なので自分で切るようにしています笑。まあこれは特に書く必要はないかなと思いましたが、日本にいた時には少なくとも「自分で髪を切ろう！」とは考えなかったのでおまけとさせていただきました。