【現地からの後押し】留学中の困難は、自分を成長させるチャンス

こんにちは!秋学期も早いもので、折り返しとなる中間の時期に差しかかってきました。
1年目の学生にとっては、アメリカで迎える初めての大学生活。編入生にとっては、新しい大学で迎える初めての学期です。
最初は新しい環境に慣れることに精一杯だった人も、学期が進むにつれて少しずつ生活のリズムができてきた頃ではないでしょうか。
その一方で、この時期からさまざまな「壁」にぶつかることも増えてくると思います。
思っていた以上に難しいクラスや、自分の苦手な科目。なかなか上がらない成績。野球では思うような結果が出なかったり、チーム内での立ち位置に悩んだりすることもあるかもしれません。
人間関係や英語、将来について悩むこともあると思います。
そして、これから留学生活を続けていく中で、このような壁は何度も現れます。
しかし、自分はこうした困難こそが、留学生活の中で自分を成長させてくれる大きなチャンスだと考えています。

1,困難を「成長するチャンス」と考える
何かがうまくいかないとき、「なんで自分だけうまくいかないんだろう」「できればこの状況から逃げたい」と感じることもあると思います。
もちろん、困難に直面したときに不安や嫌な気持ちを感じることは自然なことです。
しかし、少し長い目で考えてみると、その困難をどのように乗り越えたかという経験は、その後の自分にとって大きな財産になります。
例えば、難しいクラスで成績が上がらないのであれば、勉強方法を変えてみる。教授のOffice Hoursへ行って質問する。友人と一緒に勉強する。
野球で思うように結果が出ないのであれば、自分の練習方法を見直したり、コーチやチームメイトから意見をもらったりする。
人間関係で悩んだときには、相手との接し方や自分の伝え方を考えてみる。
このように、一つひとつの問題に対して「自分には何ができるのか」を考えて行動する経験が、少しずつ自分自身を成長させてくれます。
困難そのものをなくすことはできなくても、それにどう対応するかは自分で変えることができます。
そして、一度自分で壁を乗り越えた経験は、「次に何かあっても、自分なら何とかできる」という自信にもつながっていくと思います。
2,留学生活には「成長するチャンス」がたくさんある
留学生活の大きな特徴の一つは、自分が今まで経験したことのない状況に何度も出会うことだと思います。
英語で授業を受け、課題をこなし、チームの中で自分のポジションを作り、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと人間関係を築いていく。
日本で生活していたときには当たり前にできていたことが、アメリカでは簡単にできないこともあります。
だからこそ、留学生活には困難がたくさんあります。
しかし、見方を変えれば、それだけ「自分を成長させる機会がたくさんある」ということでもあります。
野球で壁にぶつかった経験は、野球選手としてだけではなく、プレッシャーの中でどのように行動するかを学ぶ機会になります。
授業で苦労した経験は、自分で問題を解決したり、分からないことを人に聞いたりする力につながります。
人間関係で悩んだ経験も、将来社会に出たときに、さまざまな人と関わっていく上で役立つかもしれません。
今は「大変だ」と感じていることでも、数年後に振り返ったときには「あの経験があったから成長できた」と思えることも多いはずです。
そう考えると、困難が起きたときに「最悪だ」と考えるだけではなく、「ここから自分は何を学べるだろう」と考えることができるようになります。
留学生活では、そんな成長のチャンスが次々とやってきます。

3,結果ではなく「自分ができること」に集中する
自分が大切にしている考え方の一つに、
「自分ができることをすべてやった上で出た結果は、コントロールできない」
というものがあります。
例えば、クラスの成績でAを取れるかどうかを完全にコントロールすることはできません。
野球でも、どれだけ努力したとしても、必ずヒットを打てるわけではありません。試合に出られるかどうかについても、最終的な判断をするのはコーチです。
しかし、その結果にたどり着くまでに自分が何をするかは、自分でコントロールすることができます。
授業に出る。課題を期限内に終わらせる。分からないところを質問する。テストに向けてできる限り準備する。
野球でも、練習にどう取り組むか、ウエイトトレーニングをどれだけ継続するか、自分の課題とどれだけ向き合うかは、自分自身で決めることができます。
本当に自分ができることをすべてやった上で出た結果なのであれば、それ以上の結果をその時点の自分に求めることはできません。
一見すると少しネガティブな考え方に聞こえるかもしれません。
しかし、自分にとってはむしろ、結果だけに一喜一憂するのではなく、「自分が今できること」に集中するための考え方です。
4,「本当に最善を尽くしたのか?」を自分に問いかける
そして、この考え方にはもう一つ大切な部分があります。
何かがうまくいかなかったときに、
「自分は本当に最善を尽くしたのか?」
と自分自身に問いかけることです。
テストの結果が悪かったとき、本当にできる限り勉強したのか。
野球で結果が出なかったとき、本当に自分の課題と向き合って練習できていたのか。
「頑張ったつもり」になっていただけで、まだできることが残っていなかったか。
もちろん、すべての失敗が努力不足によって起こるわけではありません。自分ではどうすることもできない状況もあります。
だからこそ大切なのは、結果が良かったか悪かったかだけで自分を評価するのではなく、そこに至るまでの過程を振り返ることだと思います。
もし「まだできることがあった」と思うのであれば、それは次に改善できる部分です。
反対に、「自分ができることはすべてやった」と胸を張って言えるのであれば、その結果を受け入れて、また次に進めばいい。
そうやって一つひとつの経験から学び、次の行動を変えていくことが、本当の意味での成長につながっていくと思います。

まとめ
留学生活をしていると、思い通りにいかないことは何度も起こります。
授業、野球、英語、人間関係、そして将来のこと。
その瞬間は大きな壁に見えるかもしれません。
しかし、長い目で考えてみると、そうした困難に対して自分で考え、行動し、乗り越えようとした経験こそが、留学を通して得られる大きな財産になると思います。
困難を完全に避けることはできません。
そして、努力したからといって、必ず自分の望んだ結果になるとも限りません。
だからこそ、結果だけに目を向けるのではなく、「今の自分にできることは何か」「本当に最善を尽くしているか」という部分に集中することが大切です。
そして困難に直面したときには、それをただ嫌な出来事として見るのではなく、「自分がもう一段階成長するためのチャンス」として捉えてみてください。
留学生活には、そんなチャンスが数えきれないほどあります。
一つの壁を乗り越えるたびに、知識や経験だけでなく、「自分なら何とかできる」という自信も少しずつ積み重なっていきます。
今、授業や野球、人間関係などで思うようにいかないことがある人も、その経験は決して無駄ではありません。
目の前の困難に対して自分ができることを一つずつ積み重ねながら、その過程も含めて留学生活を楽しんでいってほしいと思います。



