【現地からの後押し】計画的履修と卒業プランの重要性

こんにちは、今回は秋学期が始まる前に考えておきたい、短大での計画的なクラス履修と卒業までのプランニングについて、自分の考えを整理して書いていこうと思います。
短大の1年生・2年生にとって、編入や短大卒業をスムーズに進めるためには、「その学期にどのクラスを取るか」だけではなく、「卒業までにどのようなクラスを、どの順番で履修するか」を早い段階から考えておくことが重要です。
特に、秋学期が始まる8月末から9月前半までには、卒業までの履修計画をある程度完成させておくことが大切です。
今回はその中でも、特に短大1、2年生が確認しておきたいポイントを、いくつかに分けて整理していきます。

1,卒業までに必要なクレジットと履修計画を把握する
まず大切なのは、自分が卒業するために、あとどれくらいのクラスやクレジットを終わらせる必要があるのかを把握することです。
アメリカの短大では、学校によってSemester制とQuarter制があり、一般的なAssociate Degreeでは、Semester制の場合は60 credits、Quarter制の場合は90 quarter credits程度が一つの目安になります。ただし、実際に必要なクレジット数や卒業条件は学校やプログラムによって異なるため、自分の学校の卒業要件を確認することが重要です。
そのため、「今学期に何クラス取るか」だけを考えるのではなく、「卒業までにどのクラスを終わらせる必要があるのか」を先に確認しておく必要があります。
特に短大1、2年生の場合、履修するクラスによってはPrerequisite(前提科目・そのクラスを履修するために先に修了しておく必要がある科目)が設定されていることもあります。
そのため、必要なクラスを把握していても、履修する順番を間違えてしまうと、次のクラスを取れなかったり、卒業や編入の時期に影響したりする可能性があります。
だからこそ、秋学期が始まる前に、卒業までに必要なクラスと、その履修順序まで一度確認しておくことが重要だと感じます。
2,編入後の専攻を考えてクラスを選ぶ
次に重要なのが、短大でのクラス選択を、編入後に何を学びたいのかとつなげて考えることです。
短大では、卒業に必要なクレジットの中に、複数の選択肢から自分でクラスを選べる科目やElectiveが含まれていることがあります。
このような場合、単純に「取りやすそうなクラス」や「興味があるクラス」を選ぶのではなく、編入後に自分が希望している学部や専攻に関係するクラスを選んでおくことで、編入後の履修がよりスムーズになる可能性があります。
例えば、将来的にBusinessを専攻したいのであればBusiness関連のクラス、Computer Scienceを考えているのであれば数学やComputer Science関連の必要科目など、編入先の大学で必要になる条件を事前に確認しておくことが大切です。
もちろん、どのクラスが編入先でどのように認められるかは大学や専攻によって異なるため、編入先の大学のTransfer Requirements(編入要件)なども事前に確認しておく必要があります。
つまり、短大でのクラス選択を「卒業するためだけの履修」と考えるのではなく、「編入後につながる履修」として考えることが大切だと思います。

3,新入生と在学生、それぞれが確認しておくべきこと
では、実際にどのようにこの計画を立てればいいのでしょうか。
まず新入生の場合は、短大のAcademic Advisor(学業アドバイザー)と話す際に、「卒業までにどのクラスを終わらせる必要があるのか」「自分の希望する専攻に進むためには、どのようなクラスを取っておくべきなのか」を確認しておくことが大切です。
最初の段階で卒業までの大まかな流れを把握しておけば、その後の学期ごとの履修を考えやすくなります。
一方で、すでに短大に在学している学生の場合は、「この一年でどのクラスを終わらせる必要があるのか」を自分自身で把握しておくことが重要です。
すでに履修したクラス、現在履修しているクラス、これから必要になるクラスを整理しておくことで、自分が卒業まであとどれくらいなのか、そして編入に向けて何が足りないのかが見えやすくなります。
特に編入を考えている学生は、短大の卒業条件だけでなく、編入先の大学や希望専攻の条件も合わせて確認しておくことで、後から「このクラスを取っておけばよかった」という状況を減らすことができます。

4,8月末から9月前半までに計画を完成させる重要性
そして、この計画を完成させておく期限として意識してほしいのが、8月末から9月前半くらいです。
秋学期が始まってから履修計画を考え始めるのではなく、その時期までに卒業までの大まかな履修計画を完成させておくことで、秋学期の授業を受けながら、次のSpring Semesterに向けたクラス選択についても早めに準備することができます。
また、早い段階で計画ができていれば、Prerequisite(前提科目・そのクラスを履修するために先に修了しておく必要がある科目)や履修順序も意識しながら、次の学期に何を取るべきなのかを判断しやすくなります。
もちろん、実際の授業の難易度や成績、編入先の変更、進路の変化などによって、最初に作った計画を修正することはあります。
大切なのは、一度計画を作ったら絶対に変更してはいけないということではありません。むしろ、8月末から9月前半までに一度しっかりと卒業・編入までの道筋を作っておき、その後必要に応じて修正していくことが重要だと思います。
この時期までに計画を完成させておけば、秋学期の履修だけでなく、Spring Semesterやその先の卒業・編入まで見据えて、余裕を持って準備することができます。
まとめ
短大生活では、一つ一つの学期をその場で考えて履修するのではなく、卒業や編入というゴールから逆算してクラスを選んでいくことが重要です。
特に、卒業に必要なクレジット数を把握し、どのクラスをいつまでに終わらせる必要があるのかを確認した上で、編入後に希望する専攻につながるクラスを選択しておくことで、短大から大学への移行をよりスムーズに進められる可能性があります。
新入生はAcademic Advisor(学業アドバイザー)と一緒に卒業までの流れを確認し、在学生はこれまでの履修状況を整理した上で、残りのクラスを計画していくことが大切です。
そして、8月末から9月前半までには、その後の履修を見通した卒業・編入プランを一度完成させておくことをおすすめします。
短大での2年間を有効に使うためには、「今何を取るか」だけではなく、「卒業までに何を終わらせ、その先にどうつなげるか」を考えることが重要です。
これから短大に入学する人も、すでに在学している人も、秋学期が始まるこのタイミングまでに一度自分の卒業・編入プランを整理し、その計画に沿って次の履修を進めていくことをおすすめします。



